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糠漬けの定番 「ナスの糠漬け」 漬け方/レシピ

ナスの糠漬け9
 

今回はナスの糠漬けのご紹介です。

ナスを美味しく糠漬けにするには、まず大きいナスより小ぶりのナスを使うのをおすすめします。小さいナスの方が、皮が比較的柔らかいため味が染み込みやすくなります。よくナスの糠漬けをすると、ナスの色が飛んでしまうという話を聞いたことがあると思いますが、ナスと一緒に糠床の中に、鉛や釘などを一緒に入れてあげると色落ちが随分減るみたいです。色落ちが気にならない方は、鉛や釘などを入れる必要はないです。それでは、ナスの糠漬けの作り方へいってみましょう。

 

■ナスの糠漬け 作り方

①ナスをまな板の上で縦半分に切ります。この時、へたは切り落とさないでください。

ナスの糠漬け1

②切ったナスをバットの上にのせ、塩を振りかけ塩揉みをし4時間ほど置いておき、ナスから水分が出てきたら糠漬けへと移ります。

ナスの糠漬け2

③琺瑯に糠床を敷き詰め、塩揉みをしたナスを入れます。

ナスの糠漬け3

④この時縦半分に切り込みを入れた部分にも糠床を入れ挟んであげてください。

ナスの糠漬け4

⑤しっかりナスが隠れるまで糠床を敷き詰めます。

ナスの糠漬け5

⑤糠床でしっかりナスが隠れたら、蓋をして室温が20℃〜25℃の場所で2日間漬け込みます。夏場など温度が保てない場合は、冷蔵庫に入れ3日間漬け込んでください。

ナスの糠漬け6

⑥2日間漬け込んだ後、糠床から引き上げます。※今回は、鉛など入れず漬け込んでいる為、少しナスの色が飛んでしまいました。

ナスの糠漬け7

⑦最後にナスについた糠床を水洗いし、水気をとったらお好みの大きさにカットし完成です。

ナスの糠漬け8

 

■賞味期限について

糠漬けに関しては、糠床から引き上げてから早く食べるといったのが一番おすすめです。食べる分だけ漬けて、翌日から3日以内に召し上がるなど、こまめに作っていくのをおすすめしております。塩分が効いて気持ち日持ちはするんですが、その分発酵食品ていう事から、酸味などが出てくるので味の変化などがあります。美味しいに人それぞれ好みがあるかと思いますが、なるべく早く食べるようにしましょう。

ナスの糠漬けは、ナス本来の味に加え糠の香りやみずみずしさが味わえるので、糠漬け野菜の中でもおすすめしたい食材です。ぜひご家庭でお試しください。糠漬け男子でした。

Column / 2022/11/03
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