ひさみのへしこ
今回は、「ひさみのへしこ」についてお話しさせていただきます。
「へしこ」とは、魚を塩漬けにし、その後、糠漬けにして約1年かけて作られます。
へしこは福井県や京都・丹後半島が発祥の地とされていて、この地域の伝統料理です。
食べ方は、お酒のあてやお茶漬け、パスタの具材に入れても美味しい加工品です。
では、従来のへしこと「ひさみのへしこ」が何が違うのか。
■漬け込み期間
従来のへしこは、保存性を高めるために約1年かけて塩漬け糠漬けをします。
ひさみのへしこは、2〜3週間の期間で塩漬け糠漬けをします。
この浅漬け製法で作ることにより、短期間で鯖の臭みや魚の余分な脂を出し魚本来の「旨味」だけを残すことが出来ました。
■食べ方
従来のへしこは、しっかり塩漬け糠漬けをし発酵している為、そのまま召し上がることが出来ます。
ひさみのへしこは、浅漬け製法で作っている為、必ず焼いて召し上がっていただいています。
また、ノルウェー産の鯖は脂がしっかり乗っている為、焼いた際に脂が出てくるので身がふっくらして美味しく、お酒のあてやご飯にすごく合うのです。
老若男女から支持がある調理方法は、ひさみのへしこのペペロンチーノ。
和製アンチョビとも呼ばれるへしこは、オイルベースやトマトベースのパスタと相性がいいのでおすすめです。
レシピも、このサイトに公開してあるのでご覧ください。
Column / 2021/12/13